クォンタムタッチで、生命エネルギーの場を上げる方法の一つとして「ジュリアステクニック」というのがあります。
詳しくは本にも書かれていますが、そのテクニックとはどういったものでしょうか。
リチャード・ゴードン著の「クォンタムタッチ」という本に、エネルギーフィールドを高めるテクニックとして、自分が愛おしいと思うものを思い浮かべるというのがあります。
ジュリアステクニックの「ジュリアス」の由来は、実はあるネコちゃんなのです。
この猫ちゃんは、見る人の心をトロかせてしまうほど愛らしく、かわいらしい子だったのです。
その愛らしいジュリアスを思いながらクォンタムタッチをすると、とても効果が上がったので、このテクニックの名前として紹介されるまでになりました。
人は、自分が愛らしいと思うもの、もっと簡単に言えば「かわいい」とか、そういう思いは純粋な愛のエネルギーになるのだと思います。
純粋な愛のエネルギーとは、いったいどういうものでしょうか。
「なんてかわいいの!」「なんて愛らしいの!」と思うとき、そこには操作してやろうとか、改善してやろうとか、そういう気持ちにはならないですね。
純粋にそのものの存在を、ありのままに認めている、包み込むような気持があると思います。
その「存在の在り方を、そのまま受け止めている」のが本当の愛情なのかと感じます。
生まれたばかりの赤ちゃんを見るとき、自分の子どもの小さかったころを思うとき、ペットを抱っこしているとき、そこには何の邪推もなく【ただただかわいい】という感覚に浸れると思います。
その時の感情を思うと、とても心が暖かくハートが満たされたような感じになりませんか?
他人がどう思おうとも、自分の中の愛の感覚を大切にしたらいいのです。
そのため、自分自身が「愛らしい、かわいい」と思うものを感じながらクォンタムタッチをすることがとても大切になっていきます。
なので、クライアントがいるとつい「治してあげよう」と肩に力が入りがちですが、自分の中の愛のエネルギーを高めて、それを共鳴させることが重要になります。
その不純物の入らない愛のエネルギーは、とても繊細ですがとてもパワフルです。
笑顔が人から人へと伝染していくように、愛のエネルギーは伝染していきます。
そして、共鳴された愛のエネルギーで自分自身を癒しています。
エネルギーの源が愛ならば、とても素敵なことですよね。
愛って難しく考えてしまう人もいるかもしれませんが、この「かわいい♡」と心のうちから湧き出てくる想いこそが【愛のエネルギー】です。
難しく考えず、子どもでも・ペットでも・推しでも、その感覚が湧き上がってきた時を大切にしてみてください。
たとえ、目の前のクライアントを愛せなくても(笑)、自分の愛する対象を思い浮かべればいいというのも、自由度があって私は好きですね。
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